1日のスタートに私が前向きになれるsupercellの曲7選

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こんにちは。

良く「元気になれる曲」「辛いときに頑張れる曲」「前向きになれる曲」をピックアップしてオススメするブログなどを見かけることがありますね。仕事や人間関係で疲れてしまっている時に、好きな曲を聞いて「気持ちをリセット」できることは確かにあると思います。

また、とくに疲れていなくても、現代社会にはマイナス思考になりがちな情報が溢れています。テレビをつければ「事件」や「事故」「いじめ」「不景気」など暗いニュースが溢れています。

そんな風に、一日のスタートにネガティブな情報に触れてしまうくらいなら、ポジティブになれる音楽でも聴いた方が、より良い1日を始められると思いませんか?

という訳(どういう訳?)で、今日は「1日のスタートに私が前向きになれるsupercellの曲7選」をご紹介したいと思います。

※「私」以外の方、「supercell」に興味のない方にはあまり(まったく)興味のない情報かもしれません。予めご了承ください。

supercellとは

今回ご紹介するsupercellは「クラッシュ・オブ・クラン」などで知られるフィンランドのビデオゲーム会社(Supercell)のこと、ではなく、コンポーザーのryoを中心にイラストレーター等のメンバーで構成されるニコニコ動画出身のアーティストグループのことです。

ニコニコ動画出身のアーティストといえば、最近ではドラマ『アンナチュラル』主題歌「Lemon」が大ヒットした米津玄師さんが話題ですが、supercellも2007年12月7日にryoがニコニコ動画にアップロードした楽曲「メルト」が話題になり、2009年にゲストボーカルを迎えてSonyMusicからメジャーデビューしています。

デビューに際しては「二次創作を止めたくない」という作者本人の希望により「JASRAC等の著作権管理団体への信託をしない」という要望を実現しています。

グループ名「supercell」の由来は「スーパーベジータの自信を粉々に打ち砕いたセル」からではなく、竜巻を引き起こす原因となる巨大積乱雲を指す気象用語「スーパーセル」にちなんでのものです。

私にとっては「もやもや気持ち」を吹き飛ばしてくれる巨大な竜巻のような存在です。

supercellのゲストボーカル

supercellのメンバーにはボーカルはおらず、supercell名義で楽曲を発表する際には「ゲストボーカル」を迎えています。

〈歴代ボーカル一覧〉

初代:初音ミク

supercell初代ボーカルは、クリプトン・フューチャー・メディアから発売されている音声合成・デスクトップミュージック (DTM) 用のボーカル音源(ボーカロイド)の初音ミク。2009年に発売されたファーストアルバム「supercell」でボーカルを努めています。

二代目:nagi(やなぎなぎ)

supercell二代目ボーカルは、ニコニコ動画時代「ガゼル」の名で歌い手として人気を博していたnagi。彼女をゲストボーカルに迎え、2009年、supercellはメジャーデビューを果たします。nagiがsupercellで担当した楽曲はシングル3枚とセカンドアルバム「Today Is A Beautiful Day」。

現在では「やなぎなぎ」の名前でソロで活躍されています。

三代目:こゑだ

三代目のボーカルは、2011年に行われたsupercellボーカルオーディションで2,000人の中から選ばれたこゑだ。デビュー当時はまだ15歳の女子高生でした。彼女が担当した楽曲はシングル5枚とサードアルバム「ZIGAEXPERIENTIA」。

サードアルバム発売後、「こゑだ」としてソロデビューを果たしました。

その他:chelly

chellyは2011年に行われたsupercellボーカルオーディションでこゑだと共に選び抜かれたボーカルで、ryoがプロデュースするEGOISTという新グループでデビュー。

supercellでは、2015年に「ryo (supercell) feat.chelly」名義でシングル1枚を出しています。

1日のスタートに私が前向きになれるsupercellの曲7選

前置きが長くなりましたが、ここからは「1日のスタートに私が前向きになれるsupercellの曲7選」をご紹介します。

1日のスタートということで、入りから軽快な曲が中心の選曲です。7選なのは私が「朝食のかたずけから出発の準備(30~40分くらい)」の間に流すのに7曲くらいが時間的にちょうど良いからです。

今回はどこまでも「私が前向きになれる」という自分本位な企画です(ごめんなさい)。でも、曲はすごく素敵なので、できれば最後までどうぞお付き合いいただければ思います。よろしくお願いします。

The Bravery(ザ・ブレイヴリー)

2013年3月13日に発売されたsupercell7枚目のシングルで、テレビアニメ『マギ』の後期エンディングテーマにもなっています。ボーカルはこゑだです。

Wikipediaによると

内容はryoが原作の1巻後半から7巻を読み、その上で書いたといういわば原作へのアンサーソング的な作風に仕上がっている。

そうです。私も原作は少し読んだことがあるのでそういわれると、曲を聴いているとアリババくんの姿が目に浮かんでくるような気もします。

さあ自らの旗掲げ、進め前に

にじむ涙は、存在(キミ)の証

力になろう

私にとっては、朝から「自己受容」と「自己肯定感」を高め、一日に立ち向かう力を与えてくれる曲です。

My Dearest(マイ・ディアレスト)

2011年11月23日に発売されたsupercellの4枚目のシングル。フジテレビ系アニメ『ギルティクラウン』の前期オープニングテーマに起用されています。ボーカルはこゑだです。

Wikipediaによると

歌詞作成に際し、ギルティクラウン(GUILTY CROWN)を直訳した「罪の王冠」から茨の冠を被ったキリストを連想したため、宗教には哲学は不可欠と考え、ニーチェの哲学書に記載されている「喪失に対する捉え方」をベースに歌詞を作成したが、この他にも新約聖書等も参考にしている。

表題の「My Dearest」は、大切な人を失ったときの、残された人の想いから付けられた。

とのことです。

この曲、私は歌い出しの歌詞から引き込まれます。

So, everything that makes me whole

今君に捧げよう

I’m Yours

So, everything that makes me whole(ソー エブリシング ザッツ メイクス ミー ホール)

直訳すれば「だから、私を作るすべてを」という意味でしょうか。

だから、私を作るすべてを

今君に捧げよう

私はあなたのよ

捉え方によってはちょっとホラーな気もします。

この歌い出しが象徴するように、とても献身的な歌詞が印象的なこの曲は、利己的にならないよう私に「誰かを思いやる一途な気持ち」を思い出させてくれるような気がします。

告白

2012年3月7日に発売されたsupercellの5枚目のシングル。テレビアニメ『ギルティクラウン』の後期エンディングテーマに起用された曲です。ボーカルはこゑだです。

この曲もMy Dearestと同じように相手を想い捧げるという気持ちを表明した曲です。その想いはサビの

笑え 君のために

という歌詞に集約されていると思います。

君を笑わせるために、幸せにするために、笑うってとても素適な考え方だと思います。しかめ面をしがちな私に、笑顔で過ごすことの大切さを気づかせてくれる曲です。

個人的には一番好きな曲かもしれません。

ヒーロー

2011年3月16日発売のセカンドアルバム『Today Is A Beautiful Day』の収録曲。ボーカルはnagi。

『週刊ヤングジャンプ』とのコラボレーションで、「青春とヒロイン」をテーマに一話完結の読み切り作品で構成された増刊『アオハル』vol.0のテーマソングとして書き下ろされた曲です。

その歌詞は「青春とヒロイン」をテーマとした少年漫画誌の主人公のような、自信なさげな少年と一人の少女との「ボーイ・ミーツ・ガール」の物語です。

友達と喋っているその子の笑顔はあまりに可憐で

その姿は思い描いた漫画のヒロインのようだ

ひとめ見て恋に落ちた

ホンキのホンキで好きになった

でもね 僕の容姿(みてくれ)じゃきっと嫌われてしまう

出だしはこんな感じの、いかにも教室の隅っこにいそうな陰キャの少年のモノローグ。こんな風に自分に自信の持てない青春時代を過ごした方には、こころに刺さるものがあるかもしれません。それでも

少年はそして出会う

1つの出会いをきっかけに、自分の存在を信じ生きる意味を知った少年の物語は最後に

そして僕はキミに出会う

と締めくくられるのです。

自分のように「自己肯定感」の低い少年が、強くなることを決意して成長していくこの曲は、自分を信じることの大切さを教えてくれる気がします。

君の知らない物語

2009年8月12日に発売されたsupercellの1枚目のシングルにしてメジャーデビュー曲です。ボーカルはnagi。

アニメ『化物語』エンディングテーマとして、そして12話の星を見に行くシーンの挿入歌として使われています。

あれがデネブ、アルタイル、ベガ

という歌詞は、アニメの中でのセリフとも重なりとても印象的でした。

『化物語』では主人公の初デートの場面で流れる曲ですが、「君の知らない物語」は、秘めた片思いを歌ったせつない失恋の歌だったりします。

仲良しグループが「今夜星を見に行こう」と天体観測に行くストーリーとゆれる心模様を描いた歌詞のため、私の中ではBUMP OF CHICKENの「天体観測」と並ぶ2大”どこかせつない天体観測のうた”に認定されています。

年を重ねすっかり擦れてきてしまった私に、そんな切ない想いを思い出させ心を揺さぶる曲です。

Great Distance(グレート ディスタンス)

2015年5月20日に「ryo (supercell) feat.chelly」名義で発売されたシングル。ボーカルはEGOISTのchellyが担当しています。

スクウェア・エニックスが3DSで発売した王道ファンタジーRPG「ブレイブリーセカンド」のオープニング・テーマとして書き下ろされた曲です。

EGOISTのゴリゴリ系やバラード系の曲調とは違う、爽やかで疾走感のあるsupercellらしいサウンドで、EGOISTとは違うchellyを聴くことができます。

なんだって信じちゃえばいい

疑ったってしょうがない

君は自分自身を信じられるかな

不確かなままで

駆け抜けて 目を開けて

臆病な私に、自分を信じて、勇気を出して一歩踏み出す後押しをしてくれる曲です。

星が瞬くこんな夜に

2010年8月25日に発売されたsupercellのメジャー3rdシングルです。ボーカルはnagi。

TYPE-MOONより発売された伝奇ビジュアルノベルゲーム(PCゲーム)『魔法使いの夜』のEDテーマソングにもなっています。

アップテンポなメロディに乗せられた歌詞から、夜空の星を見上げながらの交わされる二人の何気ないやりとりが浮かんでくるようなsupercelらしい曲のような気がします。

なんでもないこの瞬間が

一生記憶に残るような気がしたんだ

幸せは、ある日突然訪れるのではなく、なんでもないような出来事の中にこそ幸せがあることを思い出させてくれる曲です。

以上

「1日のスタートに私が前向きになれるsupercellの曲7選」でした。

まとめ

今回は「1日のスタートに」ということで比較的軽快でアップテンポな曲を中心に選曲しましたが、supercellには他にもたくさんの良い曲があります。

そんなsupercellですがGreat Distanceの発表された2015年以降、しばらくはsupercellとして新たなゲストボーカルを迎えての楽曲発表はありませんでした。

ところが、ニコニコ動画でのメルト発表から10年たった2017年12月24日に、メルト10周年を記念して「ryo (supercell) × やなぎなぎ」名義で「メルト 10th ANNIVERSARY MIX」が公開され話題を呼びました。

もちろん、これはこれでうれしいニュースです。でも、ニコニコデビューから10周年を迎えた2018年。そろそろsupercellの新しい楽曲が聞きたいと思うのは私だけではないと思います。

コメント

  1. aisyuudog より:

    Supercell の曲、カラオケで超うたいやすい。
    男で90点が取れない下手くそだけど、ロングトーンと低音が どんどん上手くなった。
    紹介してくれてうれしかったよ!
    これからもがんばってね!

  2. b204638 より:

    哀愁dogさん、コメントありがとうございます。supercellは歌い手は女性ですが歌詞が男性視点からのものも多いので歌いやすいですよね!

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