こんにちは。
あなたは普段、家でどんな風に音楽を聴いていますか。
私は、Google Homeを購入してからというもの、毎朝、Google Home × Spotifyで音楽を聴いています。
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ところが、4月半ばのある日の朝、それはとつぜんおこりました。なぜか音楽を再生してくれなくなってしまったのです。
その日も、いつものように「オッケーGoogle。音楽かけて」と呼び掛ける私に「Spotifyから再生します」と応えるGoogle Home。ところが、そのままいつまで待って待っても音楽をかけてくれません。
とくに「エラーが起きました」という訳でもなく、いつも通り「Spotifyから再生します」と応えた後に沈黙してしまうのです。
もしかして故障かなと思いながら、他のお願いをしてみます。
「オッケーGoogle。ニュースをかけて」
「オッケーGoogle。今朝の天気は?」
しかしGoogle Homeはこれらのお願いには普段通りにこころよく応じてくれます。ところが、
「オッケーGoogle。音楽かけて」
「Spotifyから再生します・・・・・・・・・」
やはり、音楽はかけてくれません。_| ̄|○
「唄を忘れたカナリア」ならぬ「音楽を忘れたGoogle Home」。しかし山に棄てるのはかわいそうです。ところがいろいろ試すうちに、ついに音楽をかけてくれる方法をみつけました。
今回は、Google HomeでとつぜんSpotifyの音楽が聴けなくなった場合の対処法についてご紹介します。
どうしてGoogle HomeはとつぜんSpotifyを再生してくれなくなったのか
Google HomeがSpotifyを再生しなくなってしまった理由のまえに、まずはSpotifyの無料プランの制約について確認してみます。
Spotifyには月額980円の有料プラン(Spotify Premium)と、月額0円の無料プラン(Spotify Free)の2つのプランがあります。
Spotifyは無料プランでもすべての楽曲を楽しむことができるのですが、無料プランには視聴するデバイスごとにいくつかの制限があります。
【Spotify無料プランの制限】
スマートフォン
- 音楽シャッフルプレイ(数曲ごとに広告あり)
- 曲は1時間に6回まで曲をスキップ可能
PC・タブレット
- 30日あたり最大15時間までの時間制限
- 4000万曲以上の音楽カタログにフルアクセス可能(広告あり)
GoogleHome・AmazonEcho
- Spotifyの配信リストやアルバム、アーティストやプレイリストの曲を視聴可能(広告は入らないが、再生中の曲に似た他のアーティストの曲が再生される場合がある)
このように PC・タブレット以外のデバイスでは、時間の制限なくSpotifyを聴くことができます。そのためGoogle Homeで聞いていれば時間制限にはかからないはずなのですが、どうやら私の場合はこの視聴制限にかかってしまったようです。
その原因は、おそらく私の聴き方。
私の場合「オッケーGoogle。音楽かけて」といって音楽を再生したあと、PCをつけてPCから自分のプレイリストの曲を再生することがあったのです。そして、この場合は、いくら音楽を聴くデバイスがGoogle Homeであっても再生デバイスはPCのため15時間の制限に該当してしまったようです。
よくよく考えれば、PCのスピーカーがGoogle Homeだったということなので、まあ当たり前のことなのですが、気づくまでに少し時間がかかってしまいました。_| ̄|○
これはSpotify Connectという機能で、Spotifyが再生できるデバイスとWifiで繋がったSpotify Connect対応スピーカー(Google Homeなど)に接続し再生するというものです。
Google HomeでとつぜんSpotifyの音楽が聴けなくなった場合の対処法
という訳で、PC版Spotifyの時間制限により「オッケーGoogle。音楽かけて」というお願いを聞き入れてくれなくなってしまったわが家のGoogle Homeさん。ところが、このような場合でも別の方法でお願いすれば音楽をかけてくれることがわかりました。
アーティスト名を指定する
「オッケーGoogle。音楽かけて」といっても音楽をかけてくれない場合でも、「オッケーGoogle。(アーティスト名)をかけて」のようにアーティスト名を指定して依頼すると、そのアーティストのステーションを再生してくれます。
例えばこんな感じです。
「オッケーGoogle。supercellをかけて」
「Spotifyでsupercellのステーションを再生します」
指定したアーティストのステーションがない場合などは「エラー」といわれてしまうこともあります。その場合は、別のアーティストで試してみましょう。
ステーションとは
Spotifyが好みの曲を自動で選んで流してくれるラジオステーション機能のことで、ユーザーが選択したアーティストやアルバム、プレイリストなどをベースに、Spotifyのレコメンデーションによってユーザーが選んだ曲と雰囲気が近い音楽を自動的に選曲し、途切れることのなく楽曲を流し続けてくれる機能です。
ジャンルを指定する
Google Homeに「オッケーGoogle。(ジャンル名)を かけて」と話しかけることで、指定したジャンルの音楽をかけてもらうことができました。
例えばこんな感じです。
「オッケーGoogle。ロックをかけて」
「Spotifyからロックのプレイリストを再生します」
こちらも指定したジャンルのプレイリストやステーションがない場合は「エラー」といわれてしまうことがあるようです。
指定できるのは「ロック」「レゲエ」「ジャズ」「ヘビーメタル」「ヒップホップ」「クラシック」「歌謡曲」「昭和歌謡」「ワールドミュージック」「ボーカロイド」など様々なジャンルがあるので、いろいろ試して自分の好みにあった曲を流してくれるジャンルを探してみるのも良いでしょう。
曲のイメージで指定する
「楽しい曲」「元気が出る曲」「クールな曲」「ゆったりとした曲」「リラックスできる曲」など、聴きたい曲のイメージで指定することでも、音楽をかけてもらえます。
まとめ
というわけで、今回はGoogle HomeでとつぜんSpotifyの音楽が聴けなくなってしまった場合の対処法についてご紹介しました。私のように「わざわざPCでプレイリストを指定する」というような聴き方をしていなければ、このような事態になることはないかもしれません。それでも、もし、ある日とつぜんGoogle Homeが音楽をかけてくれなくなってしまった際には、ご参考いただければ幸いです。
また、今回の件で自分のプレイリスト以外の曲を聴く機会が増えたことで、これまで知らなかったアーティストや曲に出会うこともできました。そういうところもSpotifyの魅力の一つのような気がします。
Google HomeでとつぜんSpotifyの音楽が聴けなくなってしまった場合の対処のご紹介は以上です。
コメント
お世話になります。
こちらの記事を拝見致しました。
当ブログで紹介させていただいてよろしいでしょうか?
よろしくお願い致します。
すますぴ!さん、コメントありがとうございます。スマートスピーカーの記事がとても充実していますね!紹介していただけるなんてとても光栄です。