こんにちは。
あなたは、普段、家でどんなゴミ箱をつかっていますか?
快適に暮らすためにはゴミ箱は欠かせないものですが、その一方、どんなおしゃれな部屋でもゴミ箱が目立ってしまっては生活感が出てしまいますよね。
生ゴミなどをはじめとした多くのゴミが出るキッチンにはやはり大きめのゴミ箱を置きたいものですが、広いリビングとオープンにつながったキッチンなどでは、使い勝手だけでなくデザインにもこだわりたいものです。
かくいうわが家では、かれこれ10年くらいドイツのハイロ(Hailo)社のゴミ箱を使っています。
ハイロ(Hailo)社
1947年にドイツで創業、シンプルながら機能に優れた「ドイツデザイン」のプロダクトを製造。TUV、GSをはじめとする国際製品規格を取得し、 製品の安全性や信頼性もトップレベル、世界60ヵ国以上で販売されています。
これがハイロのゴミ箱です。 どうです!このシンプルでスッキリとしたフォルム。45リットルのゴミ袋をセットできるのでサイズ的にも申し分ありません。
さらに、このハイロがすぐれているのはこのフタ。いちいち開け閉めしなくてもゴミを落とすだけで入れることができるので。別売りですがキャスターがつけられるのもポイントが高いです。
そんな、私が愛してやまないわが家のハイロはこちら。可燃ゴミ用と不燃ゴミ用に2種対を使用しています。
ご覧になってなにかお気づきでしょうか?
それでは、もう一度・・・
はい、フタがありません_| ̄|○
「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわかんのですよ。」
そうですね、フタなんてなくてもゴミは捨てられるし・・・
って、そんなわけあるか!
これじゃあハイロのメリットが台無しですよ!
序盤から、しょうもない一人ボケツッコミをお送りしてしまいました。_| ̄|○
ですが、フタがないハイロなんて、ハイロであってハイロではありません。しかし、わが家のハイロはかれこれ3年以上この状態なのです。
いったい、わが家のハイロに何が起こったてしまったのか?そしてフタのないゴミ箱の悲劇とは?
今回は、ハイロのフタを失った経緯や、フタのないことのデメリット、そしてハイロに代わる新たなゴミ箱について考えてみます。
なぜハイロのフタは失われたのか
ハイロのフタ(正確にはフタの開閉構造部分)を失った理由をお伝えする前に、まずはハイロのフタの構造についてご紹介したいと思います。
ハイロのフタは稼働する2枚の羽根状の形状をしています。この羽根のふちの部分にウェイトが入っており、ゴミを落としたとき以外はフタが閉じるような構造となっているのです。
ペダルでフタを開閉させるようなゴミ箱と比べ、とてもシンプルな仕組みですよね。また、フタが下に下がる構造のため、フタを跳ね上げるタイプのゴミ箱に比べ、ゴミ箱の上側のスペースが少なくて済むというメリットもあります。
デザイン同様、とてもシンプルで洗練された構造ですよね。
そんなハイロのフタを失うことになったのは、まだ妻と別居する前のこと。
「ねえ、最近、ゴミ箱のフタが閉まらなくなっちゃったんだけど・・・」
そういわれ、確認してみると、片側のウェイトが外れてしまっています。
私が購入した頃のハイロのフタは、羽部分の裏側に細長い金属製のウェイトが取り付けてあるような形状でした。そして、フタが閉まらなくなったのは、そのウェイトが外れてしまったことが原因でした。
ところが、外れてしまったウェイトを付けなおそうと、ゴミ箱の中を探してみても見つかりません。おかしいなあ、と思いながら妻にたずねると「もう、ずいぶん前からだから、もしかしたら捨てちゃったかも」とあっけらかんとした様子。(そしてケンカです)
とりあえずウェイトの代用として使い終わった電池をフタの裏側に貼り付けてみましたが、なかなか上手くバランスがとれず以前のようにしっかりフタがしまりません。それでも、無いよりはまし、と妥協してそのまま使い続けます。
しばらくすると、今度は別の羽根のウェイトが外れ閉じなくなっていることの気づきます。そしてゴミ箱の中を探してみますが、やはりみつかりません。(そして、またケンカです。)
そして、そんなことがあと2回繰り返されるころ、私たちは別居することになったのです。(もちろんハイロが主要因ではありませんが・・・。)
フタのないゴミ箱の悲劇
そんなことを経てすべてのウェイトを失ったわが家のハイロ。閉まらない羽根の部分はジャマなので外して使うことにします。しかし、ゴミ箱というものはやはりフタがないと困るもの。とくにキッチンのゴミ箱であればなおさらです。
その一番の理由は臭い。
フタを外したのは冬場だったため気づきませんでしたが、季節が夏を迎えようとする頃、フタのないことの重大さに気づきます。
くっさ!
夏は気温が高いので生ごみなどがすぐににおいを発するのです。_| ̄|○
それからは夏の間はなるべくこまめにゴミ出ししたり、いったん北側のベランダにゴミ袋を置くようにするなどしましたが、これではせっかくの大容量というハイロのメリットが台無しです。
それでも、なんとかそんなことを繰り返しながら、3年ほど使い続けてきたフタのないハイロ。そんな中、今年もまた、だんだん気温が高くなってゴミの臭いが気になる季節がやってきました。さすがに、そろそろ何とかフタのない状況を脱却したいと思います。
おしゃれなゴミ箱を求めて
さて、ここからはわが家の新しいゴミ箱候補について考えていきます。
わが家ではキッチンにドアのついたゴミ箱収納スペースがあります。右側の写真がゴミ箱を設置した状態。ハイロ2台の横は、カンやビンの他、買い物の際にもらったビニール袋などを入れています。
新しいゴミ箱はこのレイアウトを変えなくても良いような形状・サイズのものが希望。また、高さが限られているため、フタが跳ね上げタイプのものは難しいそう。かといって、いちいちフタを開け閉めしなければならないようなものは避けたいです。あと、隠れた場所ではありますがデザイン的にもおしゃれなものを選びたい。そんな基準で新たなゴミ箱候補を探してみます。
【候補1】ハイロ(Hailo)
1つめの候補はハイロ。やはりハイロのデザインや容量・構造はとても魅力的です。
そんなハイロの一番のネックは「価格」。1台あたり1万円くらい。キャスターをつけると1万5千円くらいするのです。2台購入することを考えるとお値段は3万円。やはり良いものは価格もそれなりにするものです。
【候補2】シンプルヒューマン(simplehuman)
続いての候補はアメリカでトップクラスのシェアを誇るハウスウエアメーカー「シンプルヒューマン(simplehuman)」のゴミ箱です。
- ステンレスで洗練されたスマートなボディ
- 汚れが付きにくい表面コーティング
- 蓋が中央から両側に開くバタフライ方式
- 軽くペダルを踏むと素早く蓋が開くパワーアシスト機能
- 足を離した際にはゆっくりと静かに蓋が閉まるダンパー機能
など革新的な機能が備わったシンプルヒューマンのゴミ箱。とてもカッコいい!これならわざわざ隠さずにリビングに置きたくなりそうです。そんな素敵なゴミ箱なので、お値段もかなり素敵な価格になっているのが難点です。
【候補3】カフェスタイル
続いての候補はカフェスタイルのフロントを押して捨てるタイプのゴミ箱です。色はブラン、ベージュ、ホワイトの3色があります。仕様・デザインも申し分なくお値段もとてもリーズナブルです。
気になるのは容量が25リットルと少なめなところでしょうか。 それでも十分、魅力的なゴミ箱だと思います。
【候補4】kcud(クード)
続いての候補はグッドデザイン賞も受賞した日本製のゴミ箱kcud(クード)。スリムでシンプルなデザインが印象的です。名前のkcudは「duck」のスペルをさかさまにしたもの。全体のフォルムがアヒルに似ていることかrそのように名付けられたそうです。
値段もお手頃ですが、フタが縦長なのでゴミ箱収納スペースの天井に当たりそうなのが気になります。
失われたゴミ箱のフタを求めて
ここまでさまざまなゴミ箱候補を探してきましたが、もしかしたら「フタが壊れたのならフタだけ購入すればいいのでは? 」と思われた方もいるかもしれません。
私も以前そう考え、何度か検索してみたことがあったのですが、これまではフタだけ販売しているところを見つけることができませんでした。しかし、今回、あたらめてハイロの取り換え用のフタを探してみたところ、販売しているお店を発見することができました。(⋈◍>◡<◍)。✧♡
フタの形状がモデルチェンジ後のものとは異なりますが、本体ごと買い替えるのに比べるととてもお値打ちです。
その後、さらに探してみたところ、最新モデルのフタを販売しているお店も発見することができました。
まとめ
というわけで今回はわが家のゴミ箱事情についてご紹介しました。
それにしてもゴミ箱にもさまざまな種類がありますね。いいものはそれなりに結構なお値段がしますが、毎日使うものだと考えれば、部屋の雰囲気やインテリアにあったものを購入した方が満足感が髙いような気がします。
たかがゴミ箱、されどゴミ箱。あなたが選ぶのはいったいどんなゴミ箱なのでしょう?
わが家のゴミ箱事情の紹介は以上です。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
コメント
ビッグボックスの蓋(旧型)、今朝主人が落っことして壊れました。
10年以上愛用しており、蓋だけ買いたかったのでこの記事に救われました!
有難うございます。
hanaさん、コメントありがとうございます。
わが家のハイロビックボックスも10年選手ですが、今回、フタを新調したのであと10年は使えそうです。購入する際は、やはり新しいフタいいですよ!