こんにちは。
あなたは現在、給与所得以外の収入を得ていますか?
「働き方改革」の一環として、大企業が副業を容認したり、厚生労働省が「モデル就業規則」を見直して副業・兼業を容認する方針を固めたりと、「副業解禁」が何かと話題になっています。
このような中、「自分もやってみよう」と、何かをはじめて新たな収入源を確保している方もいる一方、「考えてはいるのだけど…」と、まだスタートできていない方もいらっしゃるかもしれません。
「産みの苦しみ」という言葉もあるように、人が何か新しいことをはじめようとする時、最も挫折しやすのが「スタート」の段階。「結果が出ない」=「0」のまま諦めてしまうことがとても多いのです。
そこで今回は、0→1にすることの大切さについて考えてみます。
どうして0→1にするのが難しいのだろう?
「新たな収入源の確保」「マネタイズ(収益化)」を図るにあたって、最も難しいのは初期段階といわれています。これはどうしてでしょう?
それは稼ぐための考え方、つまり「ビジネスマインド」をもっていないことが原因です。
ふつうの人は「お金を稼ぐ方法」を考える時、就職やアルバイトをして「給与」を得ることを考えると思います。とくに日本では“自ら積極的に学ぼうとしない限り”お金について勉強することがないため「社会に出たら就職して定年まで働く」という考え方「サラリーマン思考」が根強いです。
サラリーマン的なお金の稼ぎ方では、通常、時間に対してお金が支払われます。つまり会社の就業規則に定められた規定の時間を“切り売り”することで収入を得ているといえます。
この「時間に対してお金を得ること」に慣れきっていることが「マネタイズ(収益化)」にあたって障害となるのです。
「マネタイズ(収益化)」の初期段階では、掛けた時間・費やした労力に対してすぐに結果が出る=収益が得られることはまれです。むしろ「時間」と「収益」は逆相関の関係になります。
収益化できるまで時間と労力をかけて試行錯誤することは、起業家などの「ビジネスマインド」を持った人には当り前のこと。
ところが、時間の対価として収入を得ることに慣れきっている人は、このスタート段階の「時間や労力の割に収益が得られない(または得られてもとても少ない)」という状況に耐えられず、あきらめてしまうのです。
0→1にすることの大切さ
0→1にするとはどういうことでしょう?
「新たな収入源の確保」「マネタイズ(収益化)」を目標に掲げた場合、0→1にするとは「収益を得る」こと。
つまり、0→1にできたということは、収益を得られる仕組み作りに成功した証なのです。
はじめはとても少ない金額かもしれません。それでも会社やバイトの「給与」以外の方法でお金を得られたということが大切なのです。
そもそも0を1にする方法が分からなければ収益を得ることも増やすこともできません。ところがいったん0→1にすることができれば、それを増やしていく方法はいくらでもあります。
そのまま継続するもよし。
得られたノウハウや経験・スキルを活かして新しい0→1を作るもよし。
規模を大きくするために外注したり人を雇うもよし。
これまで収益を得るため、0→1にするためにしていた苦労を考えれば、1→10にしたり10→100にするために試行錯誤するのはむしろ楽しく感じられるはずです。
だから、もし、あなたが0→1にすることができたら、得られたお金が1円だったとしても自信を持って取り組んでください。その1円も、試行錯誤しながら続けていくことができれば、100円、千円、一万円と増やしていくことができる可能性があるのです。
まとめ
今回は、0→1にすることがいかに大切なことなのかについて考えてみました。
私自身も、これまで挑戦しては挫折してきたことがありました。ブログでの収益にしても、AdSense審査通過まで半年も掛ったのに、初月の収益はたったの21円でした。
それが今では、毎月支払いを受け取れるくらいのところまで収益をえられるようになってきたのです。
「働き方改革」や「副業容認」の動きは、これまでのサラリーマンとして収入を得る以外の方法を”国や企業が推奨している”ということでもあります。
つまり、これからは会社で当たり前のように残業していても収入が増えていかない時代にシフトしていくのです。
それは「サラリーマン思考」に慣れきった人には、つらい時代なのかもしれません。でも考え方を変えれば、積極的に行動すればチャンスをつかめる時代ともいえます。
「サラリーマン思考」から「ビジネスマインド」へ。
これからの時代を生き抜くために、まずはマインドを転換することが必要なのかもしれません。
副業については、こんな記事も書いています。
0→1にすることの大切さについての考察は以上です。
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