ゴールから逆算して考える

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こんにちは。

あなたは普段、何かを行うとき、ゴールについて考えていますか。

何かを行うとき、最終的な目的地がわからなければ、行っていることが正しいかどうか、向かっている方向が正しいのかどうかを判断することができません。

それでも、世の中には、正しいかどうかもわからないまま、ただ言われるままに行っている、という人もいるのではないでしょうか。

しかし、その意味や目的を知っているのと知っていないのでは、取り組み方に大きな違いが出てきます。

今日は「ゴールから逆算して考える」ことについて考えてみます。

ゴールから逆算して考える

何かをする際、ゴールが不明確のまま、言われたこと、目の前のことを順番に行っていくだけでは、言われたこと、目の前のことしか見えず、結果として言われた通りのことしかできません。

日本の企業においては、これまで会社の歯車になって言われたことを忠実に行っていくことが重要視されてきました。(今でもそういう部分があるような気がします)

しかし、グローバル社会での競争を勝ち抜いていくためには、そのような思考方法のままでは、いずれは時代に取り残され淘汰されてしまう危険があるのではないでしょうか。

ことに働き方改革が叫ばれ、副業が解禁されたり、定年が延長されたりと、大きな変革の渦中にある現代社会では、自分でしっかりとした考えを持つことは、自分の人生に責任を持つうえでとても大切なことです。

仕事は言われた通りにすればいい?

仕事をしていく上で、言われた通りに行うということは、ある面でいえばとても気楽なものです。

もし、何か問題が発生しても「私は言われた通りに行っていただけです」と責任を回避することができるのですから。

しかし、一方で、言われた通りにするだけで、自らの頭で考え、自らの意志で行動することをしないことに慣れてしまうと、言われたことしかできない人間になってしまいます。

それではいつまでたっても、言われた以上の仕事に関わることができません。

それでも、安定的に収入を得られ、年齢に応じて給与や役職が上がっていくなら、それでもいいのかもしれません。

しかし今は、もうそのような時代は過去のもの。現代社会では、あなたはいわれた通りにするだけではなく、自分の意志で行動することを意識していく必要があるのです。

言葉の裏側にある意図を考える

では「言われた通り」から脱却するには、どのようにすればよいでしょう。

例えば、依頼を受けた時。

まずは、考えずに言われた通りにするのではなく、その裏にある本当の目的・意図を確認することをしてみましょう。

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はじめに相手の意図をくみ取り、「こういうことですよね」と依頼者(上司やお客様)に内容の確認を行うことをするのです。

そうすれば、あなたは、もしかしたら言われたことを実現するための「より良い方法」を発見できるかもしれません。場合によっては、言われたこと以外の別の提案をすることができるかもしれません。

「そんなものは求めてないから、いわれたことだけやればいい!」

というような相手や会社であれば、先のことを考えて「身の振り方」を考えておくことも重要かもしれません。そのような旧態依然とした考え方では、いずれ淘汰されてしまうかもしれません。

また、指示通りの事を行うにしても、はじめに意図を確認し、途中で「こうでしたよね」と都度確認する、というプロセスを経ていけば、後から「あいつがいわれた通りにやらなかったから」という濡れ衣を着せられたりしてしまうリスクも減ると思います。

長期のプロジェクトであれば、途中経過をしっかり説明していけば、最終段階での大きな変更も減るかもしれません。

ゴールから逆算する考え方

ゴールから逆算する考え方は「目標を達成するにはどうすればいいか」という考え方です。

目標達成のための「方策」「スケジュール」「予算」などを「ゴールから逆算」して決めるため、スケジュールおよびそのために行うべき行動が明確になります。

「ゴールから逆算」して行動予定を自分で決定することは、言われてから動くのではなく、目標達成のために、自らの意志で行動することにもつながります。

それは、他者の言われた通りに行動する「他者の支配を受け入れる生き方」から「自らの意志で生きる主体的な生き方」への脱却でもあると思います。

まず、どんな行動にも「ゴール」「目的」を考え、それを実現するための最善手を常に考えることを意識していきましょう。

ゴールから逆算して考える。

常に考える。

つねに意図を確認し、自分の行動を考え、自覚する「ゴールから逆算して考える」。これは、あなたがあなた自身の人生を生きるためにも重要なことです。

あなたは自分の人生を、自分の考え、自分の意志で生きていますか。

※この記事は2017年2月26日にWordPressにて投稿したものに加筆修正を加えたものです。(174)

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