シングルファザーの私の1日を時間管理のマトリックスで考えてみた

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みなさんは「時間管理のマトリックス」をご存じでしょうか?

「時間管理のマトリックス」はスティーブン・R・コヴィー博士*1の著書『7つの習慣*2』の中の「第3の習慣 最優先事項を優先する」の中で紹介されている第四世代の時間管理の考え方です。

今回は、この「時間管理のマトリックス」に則って、今日の私の一日について考えてみたいと思います。

第四世代の時間管理の考え方「時間管理のマトリックス」とは?

まず、はじめに「時間管理の四つの世代」についてご紹介したいと思います。

第一世代メモやチェックリスト。物事を確認し、忘れずにいるための工夫。

第二世代予定表やカレンダー。将来の出来事や活動の予定を立てようという試み。

第三世代:第一・第二世代に「優先順位づけ」「価値観の明確化」の概念を加えた考え方。長期・中期・短期の具体的な目標を設定し、自分の価値観に照らし合わせながら、効率的なスケジュールを組んで時間を管理する方法。

これらが一般的に良く知られる「時間管理」の考え方です。これに対し第四世代は「時間」というよりは「自分自身を管理」する概念の考え方で「時間管理のマトリックス」で表されます。

第四世代時間管理のマトリックス

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「緊急度」と「重要度」の二つを活動を決める要因とする考え方。

「緊急」:今すぐ取りかからなければならない活動

「重要」:自分のミッション、価値観、優先度の高い目標の実現につながる活動

第一領域: 緊急×重要
第二領域: 緊急ではない×重要
第三領域: 緊急×重要ではない
第四領域: 緊急ではない×重要ではない

この四つの領域の中で特に重要なのは「第二領域」です。

私たちは、日々の限られた時間の中で「緊急」なことを優先的に行っていると思います。しかし、それらを意識するあまり「緊急ではない×重要」な事柄についてはつい疎かにしてしまいがちです。

また「緊急×重要」なことばかりを重ねることでストレスがたまり、その解消のためと称して「緊急ではない×重要ではない」ことに時間を浪費してしまったりします。

第四世代の時間管理は、この「時間管理のマトリックス」を意識することで、「第三領域」「第四領域」に掛けている時間を少なくし「第二領域」に時間をかけることができるように「自分自身を管理」する考え方なのです。

今日の私の1日をふり返ってみる

次に、今日の私の1日の出来事を振り返ってみます。

6:30~7:00 起床、トイレ、洗顔、洗濯機セット、朝食とお弁当の準備、ニュース番組(モーニングサテライト)を見る

7:00~8:30 子ども起床、朝食、食器後片付け、髭剃り、歯磨き、洗顔、洗濯物を干す、布団を干す、トイレ掃除、ブログチェック、子どものおやつ準備

8:30~8:50 通勤(自転車)

9:00~12:00 仕事

12:00~13:00 昼食、ブログチェック、昼寝

13:00~18:00 仕事(定時17:30残業30分)

18:00~18:20 移動(自転車)

18:20~18:30 帰宅、子どもの様子確認

18:30~19:00 子どもを病院に連れていく

19:00~19:30 夕食準備、お風呂準備、布団準備

19:30~20:00 夕食

20:00~21:00 食器後片付け、お風呂、洗濯機セット

21:00~22:00 小学校のお便り確認、明日の朝食準備、子ども就寝、歯磨き

22:00~今現在 洗濯物を干す、お風呂を洗う、ブログチェック、メールチェック・返信、読書、ブログを書く

今日は、夕方、体調が悪かった子どもを近所の病院に連れて行くということがありました。その分、夕食をレトルトなどで済ませ時短を図っています。

(子どもが元気な日は、子どもの勉強をみたり、話をする時間もあるので、むしろいつも以上に早く済んでいいるかもしれません。)

日々の目標としては、なるべく22時までにやることを済ませて、そこから少しでも多く自由時間を確保できるようにしています。

しかし、子どもが22時に寝なかったり、私自身が疲れて23時くらいに寝てしまったりと、なかなか習慣的に夜の自由時間を確保できていないのが現状です。

私の1日を時間管理のマトリックスで考えてみた

先程の私の1日について時間管理のマトリックスを念頭にそれぞれの項目を4つの領域に振り分けてみました。

「第一領域: 緊急×重要」の項目

「子どもを病院に連れていく」:今日の場合、突発的な子どもの体調不良とその対応がこの領域の項目だと思います。

「第二領域: 緊急ではない×重要」の項目

「ブログを書く」:給与以外のお金を稼ぐ手段の確立を目指す私にとって「ブログを書く」ことはこの領域だと思います。いかにこの時間を意識して、継続的・習慣的に時間を確保していきたいと考えています。

「読書」:情報収集のための手段として習慣的な読書の時間を設けることもこの領域に入ると思います。

「小学校のお便り確認」(子どもとの時間):子どもの様子を確認したり子どもとのコミュニケーション・信頼関係の維持は、とても重要なことだと考えます。

しかし、疲れていたり、日々の雑事に追われたりするとおざなりになってしまうことも。しっかり意識していきたいと思います。

※次点「ブログチェック」「メールチェック・返信」:情報収集・研究という意味ではこの領域に入るかもしれませんが、あまり時間をかけすぎて「ブログを書く」「読書」の時間を確保できなくなってしまうのなら本末転倒。

「第三領域: 緊急×重要ではない」の項目

今日はこの領域に入る項目は特にありませんでした。日々の生活でこの領域に入りそうなのは「PTAの係や行事」「学童の係や父母会」などがありそうです。

「第四領域: 緊急ではない×重要ではない」の項目

その他の項目は、この第四領域に入ると考えます。

しかし、これは私が「仕事」「様々な家事」などを軽視しているということではありません。それらは、意識しなくても生きていくために必ず行う項目。

それらの時間を少しでも少なくして、その分の時間を自身が重要と考える「第二領域」の項目に割り当てていくようにできればと考え、この第四領域に入れています。

それに「仕事」「様々な家事」は豊かな経済状況になれば、辞めたり、誰かに委託したりして「無くす」ことだってできるのです。

決して自ら進んでやりたいことではない、そう考えれば、私の場合、第四領域といってもあながち間違いではないと思うのです。

 まとめ

お金について把握するには「マネーレコーディング」を行って、自身の現状を把握することがとても重要だと思います。

【家計簿】1日1分!自分のお金の使い方を把握するためのマネーレコーディングのススメ【マネーフォワード】 – 思考は現実化する

同じように、時間についても「時間管理のマトリックス」で、自分がどの領域にどれくらいの時間を掛けているのかを常に意識することはとても大切なことだと思います。

シングルファザーは本来、分担できるはずの「家事」「育児」と「仕事」を1人で両立しなければなりません。

であればこそ、日々の忙しさに追われ疲れ切って目標を見失わないように、しっかり「時間」と「お金」を管理していきたいと思います。

時間とお金はあまらないのですから、無駄遣いしないように賢く使いたいと思います。

時間とお金はあまらない – 思考は現実化する

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

そして、こんな頼りない父に毎日とびきりの笑顔をくれる子どもに感謝いたします。

*1:スティーブン・リチャーズ・コヴィー(Stephen Richards Covey, 1932年10月24日 – 2012年7月16日)は、アメリカ合衆国ユタ州ソルトレイクシティ生まれの作家、経営コンサルタント。 『7つの習慣』の著者として世界的に有名。(Wikipediaより)

*2:全世界3,000万部、国内180万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー。人生哲学の定番。

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