【収益低下でお困りですか?】Googleが教えてくれるAdSense収益増加のヒント

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こんにちは。

あなたは毎月AdSenseで収益を得られていますか。

AdSenseで支払いを受けるためには「支払い基準額」に達する必要がありますよね。

その基準額は8,000円。

AdSenseをはじめたばかりの頃は、まず、この金額まで達することが第1の目標に、そして「毎月、基準額に達するようになりたい」と思うのではないでしょうか。

2017年1月にAdSenseの審査を通り、今年、AdSense2年目を迎えた私は、この1月からなんとか毎月、基準額をクリアできるところまでやってきました。毎月、収益が振り込まれるのはやはりうれしいものです。

そんな風にうかれる私のところに、先日、Googleさんからこんなタイトルのメールが送信されてきました。

収益低下でお困りですか?Google がお手伝いします

なんと、Googleさん直々に「もっと稼いでください」とハッパをかけるようなアドバイスメールです。

今回は、このメールの内容をもとに『Googleが教えてくれるAdSense収益増加のヒント』をご紹介します。

私の収益はどれくらい低下したの?

Googleさんから「収益低下」について指摘を受けた私ですが、まずはじめに、実際どれくらい収益が下がったを確認してしましょう。

下グラフが、私のAdSense収益の推移を表したものです。グラフは1,000円以下切り捨てで記載しています。私のAdSense収益はこのはてなブログとWordPressサイトの2つから収益を得ています。

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はじめにお伝えした通り、今年2018年に入ってからここまで4か月間連続してAdSense支払いの基準額に到達することができました。中でも2018年3月は過去最高の金額を記録し、自分でも「出来すぎ」だと思っていた程です。

もう少し具体的に、今年の主益を「偉人」で表現すると次の通りです。

2018年1月

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2018年2月

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2018年3月

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2018年4月

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このように3月は3偉人の競演があったのですが、4月は残念ながら樋口一葉さんにはおみえになっていただけませんでした。

そして迎えた5月。Googleさんからメールが送られてきたのです。

収益低下でお困りですか?Google がお手伝いします

Googleが教えてくれるAdSense収益増加のヒント

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という訳で、ここからはGoogleさんからのメールに書いてあった『AdSense収益増加のヒント』を順番にご紹介してきます。

Googleさんから収益減少の理由について尋ねられます。どうやら選択した理由に応じて『収益増加のヒント』を案内してくれるようです。

  1. 今は広告に投資できる時間やお金がない
  2. サイトのトラフィックが減少した
  3. RPM(インプレッション 1,000 件あたりの収益)や CPC(クリック単価)が低下した
  4. 別の広告プラットフォームを使い始めた
  5. 技術的な問題が発生している
  6. ポリシー関連の警告を受けた
  7. サイトに表示される広告の見栄えや内容が悪い
  8. その他

とりあえず、順番に内容を確認してみることにします。

1.今は広告に投資できる時間やお金がない

まずは1つめの選択肢です。まあ、たしかに投資できる時間やお金は限られていますし。とりあえずクリック!

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いきなり見放されてしまいました_| ̄|○

ごめんなさい。弱音を吐かずにもう少しがんばるので、見捨てるのはもう少し待ってください。

ちなみに「コンテンツ作成のヒント」をクリックするとAdSenseに関するGoogle公式ブログに誘導されます。

2.サイトのトラフィックが減少した

気を取り直して2つ目の選択肢です。と、その前に、そういえばサイトのトラフィックについては「収益の高かった3月」と「収益の下がった4月」でどのように変わったのかは調べていませんでした。

まず、Analyticsで確認してみます。

2018年3月

WordPress:13,821PV

はてなブログ:17,461PV

合計:31,282PV

2018年4月

WordPress:13,996PV

はてなブログ:17,782PV

合計:31,778PV

ほとんど変わらないか、むしろPV数では4月の方が若干ですが伸びています。WordPressのサイトは今年に入ってほぼ放置状態・草生え放題なのですが、思った以上にPV数があり驚きです。

AdSenseの収益は1PV=0.3円くらいといわれているので、3万PVでAdSense収益1万円くらいであればなかなかではないでしょうか。(自画自賛)

というわけでトラフィックについてはあまり程減少していないようでしたが、Googleさんからのヒントも確認してみます。クリック!

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今回はトラフィック回復に役立つ次の3つのヒントを提示されました。

1. ユーザー関連のデータを把握する

ユニーク ユーザー数を増やすためには、まずサイトのトラフィックについて把握することが重要です。Google アナリティクスのレポートで、サイト訪問者の流入元や、トラフィック促進に効果を発揮しているコンテンツを調べましょう。こういったインサイトの活用が、ユーザーにとって発見・共有しやすい魅力的なコンテンツの作成につながります。

やはりサイトのトラフィックがどのように発生しているのか、どの記事が良く閲覧されているのかを把握するのが大切なようです。ちなみに「Google アナリティクスのレポート」をクリックするとAnalyticsの基本情報を説明しているAdSenseのヘルプページに誘導されます。

以前、記事ごとの収益を確認する方法もご紹介しましたが、PVなどを日ごろからマメにチェックしているの私としては、自分のやり方があながち間違っていなかったと確認できたような気がします。

関連記事

Google AnalyticsでAdSense収益の高い記事を確認する方法

2. モバイル向けに最適化する

今やユーザーが PC よりもモバイルで検索する時代です。モバイル トラフィックの増加とともに、ユーザーがモバイルサイトに期待するパフォーマンスの水準も上がり、多くのサイト運営者にとって難しい課題となっています。モバイル ユーザーの 53% は、読み込み時間が 3 秒を超えるとページを放棄してしまいます。読み込み時間が 5 秒を超えるページについては、放棄率は 74% にまで上昇します。超高速なモバイルサイトを用意することは重要事項と心得ましょう。

2つめのヒントはモバイルサイトの重要性についてでした。

たしかに最近ではスマートフォンの普及もあり、このブログでも50%以上、タブレットを含めると60%の方がモバイル端末アクセスしています。サイトの内容によってはもっとモバイル比率の高い方もいらっしゃるでしょう。

モバイル端末での利便性に優れているかどうかはGoogleの「mobileフレンドリーテスト」で確認できます。

モバイルフレンドリーテスト

Overview  |  Lighthouse  |  Chrome for Developers
Learn how to set up Lighthouse to audit your web apps.

3. 問題点を把握する

自分のページの掲載順位が、以前と比べて低下していることに気づくこともあるでしょう。ウェブマスター向けトラブルシューティングを利用すれば、Google 検索や Google Search Console で生じる、サイトに関する一般的な問題を解決することができます。

3つめのヒントはより具体的な問題を解決するための「ウェブマスター向けトラブルシューティング」の案内です。自分のサイトの具体的な問題(サイトが検索結果に表示されない、掲載順位が下がった、検索結果にアラートが表示される、など)などについて解決方法を調べることができるようです。

3.RPM(インプレッション 1,000 件あたりの収益)や CPC(クリック単価)が低下した

3つ目の選択肢はRPMやCPCの低下を解決するためのヒントのようです。今回も、事前に自分のサイトの最近のRPM(ページRPM)とCPC(クリック単価)を確認してみることにします。

2018年1月~4月のページRPMとCPC

1月 2月 3月 4月
ページRPM 456円 416円 529円 372円
クリック単価 49円 44円 42円 34円

たしかに3月に比べると4月はページRPM・CPCともに下がっています。(むしろ3月のページPRMが良すぎたような気がしないでもありませんが)

ではGoogleさんはどんなヒントを教えてくれるのでしょう?クリック!

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収益増加のヒント(⋈◍>◡<◍)。✧♡

求めていたのはまさしくこれです。いったいどんな方法なのでしょう。

サイトがモバイル対応かどうかテストしましょう。

ウェブサイトのアドレスを入力し、モバイル端末や PC にどのように表示されるかご確認ください。

モバイルフレンドリーテスト

Overview  |  Lighthouse  |  Chrome for Developers
Learn how to set up Lighthouse to audit your web apps.

まずはモバイル対応について。やはり収益増加にモバイル対応は必須のようです。

関連性の高いヒントが、アカウントに直接届きます。

AdSense 管理画面の [最適化] ページには、サイト運営者様ごとにカスタマイズされた収益向上のヒントが表示されます。このページの情報は随時更新されます。定期的にご確認ください。

こちらはAdSenseの管理画面でサイトの最適化のヒントを確認し、実施することの案内です。たしかにAdSense 管理画面の [最適化] ページでは、掲載する広告のテストなどその人のサイトに合わせてさまざまな提案がされているので定期的にチェックしたほうが良さそうです。

私の場合は「AMPの導入」を提案されていました。ただ、はてなブログではまだAMPページに広告を自動挿入することができないのでAMPはまだ使っていなかったりします。

(SSL化の対応と合わせてはてなさんには改善を期待しています。)

期待した収益増加のヒント(⋈◍>◡<◍)。✧♡でしたが、残念ながら私はどちらもある程度、実施済みでした。_| ̄|○

4.別の広告プラットフォームを使い始めた

4つ目の選択肢は「別の広告プラットフォーム」を使用している場合の収益増加のヒントのようです。

「別の広告プラットフォーム」を利用するなど畏れ多い

と思いながらも、とりあえずどんな内容なのか確認してみます。クリック!

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どうやらGoogleの提供する広告配信のための統合プラットフォームDFPの案内のようです。

DFP?

正直、何のことなのか良くわからないので少し調べてみました。

DFP(DoubleClick for Publishers)とは?

DFPとは、Googleが提供する「ウェブサイトに広告を配信・管理するためのアドサーバー」のこと。このツールを利用することで、1つの広告枠に純広告とアドネットワーク(AdSenceやその他アドネットワーク、ASP等)を効率的に配信することが可能になります。

調べてみましたがやはり詳しいことはあまりわかりませんでした。_| ̄|○

Googleさんの説明によるとDFP では以下のことが可能なようです。

広告を 1 か所で管理

直接販売型の広告や他のネットワークの広告も含めた一元管理が可能です。

収益を最大化

DoubleClick for Publishers の機能のひとつ「ダイナミック アロケーション」を利用すれば、AdSense を含むすべての広告ネットワークを同じオークションで競合させて、最も有利な条件で広告スペースを販売できます。

とりあえず、AdSenseだけを使用しているのであれば関係なさそうです。

DFP(DoubleClick for Publishers)

Ad Sales Management for Publishers – DoubleClick for Publishers

5.技術的な問題が発生している

5つ目の選択肢は「技術的な問題」の解決方法のアドバイスのようです。私としては、技術的な問題が発生しているかどうかすら良くわからなかったりしますが、とりあえず内容を確認してみます。クリック!

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いきなりGoogleさんに「ご面倒をおかけいたします。」とあやまられてしまいました。

今回は問題解決のための「ヘルプセンター」の紹介でした。とくに、以下の3つについて試すように案内されています。

6.ポリシー関連の警告を受けた

6つ目の選択肢は「ポリシー関連の警告」の解決方法のアドバイスです。ポリシー違反はしていませんが内容を確認してみます。クリック!

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「技術的な問題」と同じようなタイトルですが、こちらではGoogleさんにあやまられることはありませんでした。こちらではポリシー違反について以下の3つのケースでの対応方法への案内が紹介されています。

なお、あなたのAdSenseアカウントがプログラムポリシーに違反していないかどうかは以下から確認することができます。

「AdSense管理画面」 > 「ポリシーセンター」

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このように表示されていればプログラムポリシー違反はありません。

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7.サイトに表示される広告の見栄えや内容が悪い

7つ目の選択肢は「サイトに表示される広告」の改善についての提案のようです。早速、確認してみましょう。クリック!

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どうやら、あなたのサイトによりマッチした広告を掲載する方法として次のの2つを紹介してくれるようです。

AdSense ネイティブ広告を試してみる

ネイティブ広告はサイトのデザインや雰囲気に合わせて表示され、優れたユーザー エクスペリエンスを提供します。

広告をフィード内記事内に組み込むことで、サイトとの一体感があるデザインで広告を表示可能です。広告であることはユーザーにきちんと伝えつつ、コンテンツと調和した外観で表示できる広告フォーマットです。

サイトや記事の雰囲気により自然な感じで表示される「ネイティブインフィード広告」「記事内ネイティブ広告」の導入を進められます。

たしかに、これらは通常の広告バナーに比べ良くクリックされるような気がします。もしまだ導入されていない方は、試してみることをおすすめします。

どうも最近、はてなブログで「自動広告が表示されない」ということがあるようですが、そのような時でも、自動広告だけに頼らず広告を自分で導入しておけば、大きな収益低下は避けられるような気がします。

関連記事

【PC版】はてなブログの記事ページにAdSense広告を自動挿入する方法【忘備録】

【スマホ版】はてなブログの記事ページにAdSense広告を自動挿入する方法【忘備録」

望ましくない広告がサイトに表示された場合

AdSense 管理画面では、サイトに配信された広告を簡単に確認することができます。サイトにそぐわない広告や広告主を見つけたら、広告レビュー センターでブロックしましょう。

こちらでは、あなたのサイトに配信する広告を確認して、制限することを勧めています。たしかに、自分のサイトの内容にそぐわない広告の掲載は、ユーザーの離脱につながってしまう可能性があるかもしれません。

そういった広告は収益があまりないようであれば、思い切って掲載しないようにするのも良いかもしれません。

あなたのサイトにどのような広告が掲載されているのかはAdSense管理画面の「広告レビュー センター」で確認することができます。

「AdSense管理画面」 > 「広告の許可とブロック」 > 「すべてのサイト」

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8.その他

最後の選択肢。それはGoogleさんへの直接質問です。これまでの選択肢では収益低下の解決が図れないようなときは、その理由について直接Googleさんに連絡することができます。

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お問い合わせフォームには以下のような設問があり、回答を入力できるようになっていました。

We noticed you’re dropping in AdSense revenue and we’d like to know why

直訳すると「AdSenseの収益が下がっていることがわかりました。私たちは理由を知りたい。」ということでしょうか。Googleさんが一人ひとりの収益を気にかけてくれていると考えるとなんだか感慨深いものがあります。

まとめ

今回は、Googleさんから届いたメールの内容をもとに『Googleが教えてくれるAdSense収益増加のヒント』についてご紹介しました。

AdSenseの収益を増やしていくには、やはり記事の品質を上げていくのが一番のようです。そのためには、やみくもに記事を増やすだけでなく、どんな記事が読まれているのか、どのページの広告が良くクリックされているのかなどを把握することが近道になるような気がします。

また、掲載される広告もあなたのサイトの印象に与える影響が大きいものです。サイトの雰囲気を壊さないためにも、ネイティブ広告の活用や掲載される広告の精査をおこなった方が良さそうです。

『Googleが教えてくれるAdSense収益増加のヒント』の紹介は以上です。

AdSenseのクリック単価が低いとお悩みの方はこちらもどうぞ。

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